突発性発疹

ここしばらくは落ち着かなかったためすっかりここにはご無沙汰してしまった。
突発性発疹頃のメモがあるので載せておくことにする。

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先月1歳になった娘はもう赤ちゃんじゃなくなってしまった。もう子どもだ。それを初めて感じたのが、誕生日を迎えた次の週末。娘と私は2人で過ごした。きっぱりとした境界があるわけではないけれど、こちらの言動に対する反応やなにかにそれを感じる。早くもちょっとさみしい気さえする。
たとえば。子どもらしい甘え方。遊んでいて急に私のところにやってきて、膝の上に乗っかったり、背中に乗っかったり。少しおんぶなどしていると気が済むみたいでまた遊び始めたり。私の膝枕で眠ってしまったり。
この頃からなぜか妙に早起きになってしまい、早ければ5時前に目を覚まして私を起こそうとする。朝方に起きることは今までにもよくあったのだけれど、おっぱいを飲んですぐまた眠っていた。困ったことにもう眠れないようで、何度、早朝の散歩をしたことか。まあ、私も運動不足だし、6時過ぎにはもう暑くなってくるのでちょうど良いと言えば良いのだが…私が早く就寝してさえいれば。

この間の特筆すべき出来事は突発性発疹に、ついにかかったこと。4月以降、熱を出すたびに、風邪か突発性か、と言われ続けてきたのがついに来ました。6ヶ月から1歳の間にほとんどの子どもかがかかるということなので、かなり遅い方だ。
7月23日 下痢 私は私でじんましん発症
7月24日 下痢は回復傾向。麦茶を100ml一気飲みしたりしたので、きっとお茶の飲み過ぎだろうと判断。
7月26日 午後、保育園から電話。発熱、38.5℃。午前中は保育園からの電話を気にしていたのだけれど、昼まで何事もなかったので安心、午後は携帯への着信に気がつかず、保育園から職場に電話。下痢+発熱、なので気になり、小児科へ連れて行くも、いつもの風邪か突発性か、という診断。いつもの風邪薬、熱冷ましの座薬、下痢に関してはビオフェルミンRが処方された。
7月27日 朝起きたとき、および朝食後の検温では37.1か2℃。大丈夫だろうと判断して、保育園に行く準備を整える。iChatで話していた父親や祖母に「行ってきます」と告げて、さあ出発、という段になってひどくぐずり始める。もしやと思ったら37.9℃…保育園はお休みです。子どもの熱ってすぐ上がる。
この日は職場の大掃除だったので、申し訳ないのと、まあ休んだっていいやというのが入り交じった微妙な気分で仕事を休む。9時過ぎから1.5時間ほど、さらに昼食後に2時間ほど昼寝をしたら熱も下がり、すっきりした顔をしている。買い物にでかけ、ついでに差し入れを持って職場に顔を出す。仕事の話をする間、ベビーカーに乗せた娘を学生君達がしゃべっていた部屋に置いていった。隣の部屋だから泣いたらすぐわかるし。5分か10分の後戻ってみたら、娘は泣きはしないものの微妙な表情。そして男子学生4,5人が、みんな微妙に離れたところから、立ち上がって娘の方をのぞき込んで手をふったりなんだりしているのがとってもおかしかった。
7月28日 熱は再び38℃台になってしまった。京都の母にSOS。前夜から怪しく連絡はしてあったのですぐに来てくれた。39℃に上がったりもして夜には解熱剤使用。
朝夜に出続けていた私のじんましんもがまんできなくなってきて病院へ。とんでもなくぶっとい注射を打たれ、ヒスタブロックと言う薬をもらって治まった。
7月29日 依然熱あり。上がったり少し下がったりするものの常に38℃以上はある。この日、私は朝から出張で帰宅は夜9時頃。もともとこの日には母に来てもらうように頼んであった。
7月30日 熱下がらず。病院に行くべきかどうか迷うが、前日よりは落ち着いたようでもあり、次の日はまだ土曜日で診察してもらえるので様子を見ることにする。
父帰宅。夜中に目を覚ました娘を抱き上げると熱い。検温すると40℃に達していた。さすがにこわいけれど、特に危険な様子は見せていないので今まで通り、脇や首筋を冷やしながら朝を待つ。
7月31日 小児科で診察してもらう。このときの検温では38.3℃。月曜日から熱が続いているということで、血液検査があった。下痢のときには便を持って行くといいようだ。今回は思いつかなかったのだが、覚えておこう。血液検査の結果は問題なし。やはり可能性として考えられるのは風邪か突発性だが、月曜日になっても変化がないようなら連れてくるように、と。ところで、最近は診察室に入って先生の姿を見るだけで大泣きする娘。採血のために大人3人がかりで押さえられてどんなに暴れ泣いたことか!かわいそうなんだけど、夫と2人ついつい笑ってしまう。そして娘は採血後、押さえつけた父親のことを恨みがましい目で見ていました。
午後になると熱が下がりました。ぶつぶつは出てないかと体を調べるものの、その様子はない。夜に、なんとなく頬の辺りが赤くて薄くぶつぶつしているのを夫が指摘、でもきっと汗も。
8月1日 と思ったら、次の朝には顔が赤いぶつぶつに覆われていました。ついに来ました!顔が一番ひどくて、体にもぼちぼち。夜になって手足にも少し発疹が出てきました。
この日はあまり食欲がなく、いつもは大好きな桃もほとんど食べず。そしてほんとうに機嫌が悪かった。よく泣き、抱っこして一瞬治まっても、またすぐにのけぞって泣き出してしまい、処置なし。おろおろと抱いたり降ろしたり。眠るとほっとするけれど、眠りも浅い。何度も「お父さんがいいって」「お母さんじゃないと駄目みたい」というようなやりとりが。
8月2日 保育園は休み。実家の母がきてくれる。まだぶつぶつがたくさん出ているし、食欲もない。やはりしんどいのだろう、あまり喋らないし、歩かない。
8月3日 まだ本調子ではなく食事の量も少ないけれど、ぶつぶつはかなり治まってきたので保育園に行かせてみる。プールや水遊びはお休み。一応、母はまだこちらで待機していてくれることに。朝すぐに保育園から電話。調子が悪くなったかとどきっとしたけれど、連絡帳には沐浴はお願いします、と書いたけれど、プールカードには押印していなかったので、確認の電話だった。明日は大丈夫だろう、ということで夕方母は帰宅。いつも急にきてもらうので、いろいろ用事がたまったりもするようだ。申し訳ない。今回の場合は、5には我々が京都に行って、その後しばらく娘を預かってもらうことになっているので、用意をしなければ!とも思うようだ。
8月4日 保育園へ。 朝からしばらくはかなり携帯電話が気になる。いつも、お昼頃まで何事もないとまあ大丈夫かなと思うのだけれど、今日は4時半頃になって電話がなる。3回も下痢をしたので、とのこと。早めに迎えに行く。まだ突発性発疹の症状が残っているのだろうけれど、先生はえらく心配してくださっている。病院に連れて行ってもビオフェルミンが出るだけだろうからもう少し様子を見ることにして、その後職場に付き合ってもらう。本調子じゃないのに申し訳ないけど…。でも、なかなかベビーカーには座ってくれず、結局はしばらくは抱っこしていることになった。それほどご機嫌は悪くはなく、「抱っこしようか? 来るか?」と手を伸ばしてみる先生から逃げるようにしつつ、にやっと笑ってみたり、話しかけてくれる学生君に笑顔を見せたりもする。夕食はおかゆ。おろし大根とシラス入り。それとすりおろしリンゴ。少しずつ、食べるようにもなってきたかな。保育園でも、少し残したらしいけど焼きビーフンとか食べたらしいし。下痢とはいえ、一時の水のようなものではなく、だいぶ軟らかい便、という状態。まあすぐ出ちゃうみたいで、「あ、出そうな顔してる!」と思って慌てておまるに乗せてもあまり間に合わない。おむつで出ると気持ち悪いだろうけど途中で出ちゃうと大変なことになるし、迷うところ。
8月5日 きっと突発性発疹のせいだ、とは言いつつも、下痢が続くのはかわいそうで気にはなる。あまり調子が悪いようなら、便を持って小児科に行くことも考えつつ、今日も保育園へ。私は今日は職場を昼過ぎには引き上げて、家の片付けと最後のパッキング。パッキングはほぼ終わっており、予定通り洗濯と床拭きまで終わらせ、軽く布団を干すことができた。4時頃娘を保育園に迎えに行き、予定通り、5時頃に父が到着。…娘を預けに行くのに、京都から迎えに来てもらえるのでありがたいことです。10日間の出張の荷物と、娘の2週間分の荷物を持って移動することができました。あれだけあると、送るにしてもなかなか大変。
8月6日 朝5時半にMKのシャトルが迎えにきてくれた。行く前に寝顔を眺めに行ったら目を覚ましてしまった。なかなかご機嫌ににっこりと。母に抱っこされた娘が手を振って見送ってくれる中を出かけました。

その後、8月15日まで機会があればメールや電話で様子を尋ねていたのだけれど、無事に過ごしていた様子。その後2,3日で下痢もすっかり終わったようだ。実家の父母、2人の妹が総出で面倒を見てくれた。母はしょっちゅう来てくれて、ずっと一緒に過ごしていたので娘も完全に慣れていて、家に着いたときも車の中で寝ていて寝起きだったけど笑顔で抱っこされていた。上の妹はこの期間、仕事のシフトがずいぶん軽めだったようだし、下の妹まで夜は早く帰ってくるし休日も早起きだったとか。