水遊び

 水遊びが好きすぎる。残念ながら、保育園でのプールは8月で終了してしまった。まだまだ暑いので、休みの日に家で水遊び。うちのプールは1人サイズ。ちょこんと座って、水をすくったり、たたいたり、周りにまきちらかしたり、飲んだり(!)、いつまでも楽しそうに遊んでいる。たいてい、横で見ている私たちが暑さに耐えられずに「そろそろ終わりにしよう」ということになる。娘の体が冷えてくるのもある。
 昨日はまず午前中にプール遊び。その後、お父さんと入ったお風呂でもまた湯船に水を入れて遊ぶ。そして夕方、まだプールに残してあった水を使って、夫が庭のプランターに水をやってくれていた。それを見ていた娘が黄色いぞうさんのじょうろを持ってプールに手を伸ばすようにするので、水やりのお手伝いか?と見ていたら、なんと。まったくためらうことなく、ざぶざぶと水に入ってしまったではないか! われわれの驚く声など全く気にせず、さらに水の中に座り込み、うれしそうに遊び始める。布おむつをしたまま水に浸かるのは、本人としてもあまり気持ちよくはなかったようだが。ほんとに水遊び好きだなー。
 この話にはまだ続きがある。お風呂に入らずに眠ってしまった娘に翌朝、シャワーを使わせていた。浴槽のふたをめくって、そこに水があるのを発見した彼女は、水に入ることを要求。こちらとしてはさっさと終わらせたかったので知らん顔していたのだが、ついには浴槽によじ登ろうとするので(さすがにまだぜったい無理だが)、根負けして浴槽に入れてやる。楽しく遊び始めてしまい、切り上げさせるのにまた一苦労。そしてその夜のお風呂タイム。また自ら浴槽に入りたがるので、これ幸いとしばらく入っていてもらおうとしたのだが、どうもお湯が温かいあるいは熱いのが気に入らなかったかゴキゲンが傾きました。
 こうも水遊びが好きだと、気をつけないと危ない。勝手にお風呂場に入り込んで、浴槽にでもはまってしまう危険もある。いくらなんでも無理な気もするけど、洗面器が踏み台になったら、そのうち壁を越えてしまうかもしれない。最近はベビーゲートはあまり機能していない。私が台所にいるときなど、部屋に閉じ込めておくとゲートのところに来て抗議の声を上げることが多く、ついつい開放してしまうのだ。好きなように行ったり来たりして、私が料理する後ろで、冷蔵庫の扉に貼ったマグネットで遊んだり、いろいろかき回したり、玄関や廊下で遊んでいると、比較的長い時間、1人でも機嫌良く遊んでくれる。私の足下にいると、あぶなっかしくて気にはなるけど、同時に声をかけたりもしやすいのだ。ゲートの向こうは勝手には行けない、というふうにしておくべきだったか、と考えることもあるが、すでに遅し。

 水遊びだけでなく、外も好きなようだ。ぐずったときに抱き上げるとしょっちゅう外を指さして、多くの場合は外に連れて行くと泣き止んできょろきょろ。しばしば早朝の三輪車でのお散歩も… 最近は玄関で何かしてるなーと思うと、自分で靴を履こうとしていることも!靴のつま先を持って自分の足にぶつけている状態なので、実際に自分で履けるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうだけれど、大きくなったものだなあ。