またお留守番

 名古屋に来ている。娘はまた、京都で祖父母とお留守番。今朝はなかなか私から離れてくれなかったので、お昼寝したところで少し予定より早かったけれど出かけました。京都に行くとお母さんはどっかに行ってしまう、というふうに覚えてしまわなければよいのだけれど。

 昨日は、いつもどおりに娘を保育園に迎えに行き、晩ご飯におにぎりを食べさせたあと、洗濯と掃除をして、準備をして、出発。着替えなどの荷物は宅急便で発送済みなので、今日の荷物は私のパソコンなどあらかじめ送るわけにはいかなかった仕事関係と、娘の絵本・おもちゃを少しと、食料など。ほ乳瓶に入れたミルク、まぐまぐには麦茶、おにぎりの残り、バナナ、お菓子、家に残っていたパン、みかん、など。後はタオルと紙おむつ数枚。これでも結構な荷物。

 ぱくぱくと、でもごはんをあっちこっちにまき散らしながらおにぎりを食べた後、かなり機嫌良く遊んでいたのだが、出かけることになって機嫌が悪くなってきてしまった。ベビーカーに乗せるつもりだったが無理そうだと判断、抱っこひもに入れたらすぐに眠ってしまった。このまま出かけることにして、荷物を持って外に出たら…なんと雨が降っているではないか!さすがにつらい気分になりました。いつの間に降り出していたのか。最初はかなり降っていたのだけれど、様子を見ているとかなり小やみになり、出発。バス停まではさっさと歩けば3分程か。すっかり眠っていて後ろにのけぞる娘を抱えて、荷物を持って、ベビーカーも持って、傘をさして歩くのは一苦労でした。蒸し暑くて一瞬にして汗だくになったし。情けない気分になりそうだったけど、よく考えたら私は普段から、荷物が多くてかっこわるい感じに移動することには慣れているのでした。そう思うと妙に落ち着いた気分に。さらに時間が遅くなったのが幸いして、バスは空いていたのでベビーカーを広げて寝かせることもできたし、その後はそのまま新幹線に乗るだけ。雨の中の、バス停までのわずかな移動に負けてタクシー呼ばなくてよかった。姫路駅までタクシーだと結構かかるからねえ。バスに乗って以降は、問題なし。娘は途中まではよく寝ていたし、目を覚ましてミルクを飲んだ後はベビーカーはいやがったけど、抱っこしていれば大丈夫だった。京都駅では、しばらく前に名古屋から新幹線で帰ってきたという父が待っていてくれて、一緒にタクシーで帰宅したのが11時前。いつもなら眠っている時間だけれど、娘は活性化してしばし元気に遊んでいました。こんな小さな子どもを夜遅くに連れ歩くのか、と罪悪感はあるけれど、乗り物は空いているし、寝てくれるし、中途半端な時間よりはかえっていいかもしれない。

 ところで。連絡帳には「少し手伝ってあげると、でんぐり返りができますね」とありましたよ。ほんとか。試しに私がやってみせたら、面白そうに見ていました。私は頭がくらくらしました。もうやめよう。それに、運動会の練習で4歳の人たちの組み体操をじーっと見るので、先生が両足を持ってあげたら、両手で体を支えてましたよ〜、と。どんだけ強いんだ、君は。動き回るのも大好きで、昨日の朝、抱っこして花の水やりをしていたら、下に降りたがり、裸足でコンクリートの上を歩き回っていました。さあ終わり、お部屋に入るよーと声をかけるとぴゅーっと遠くに逃げて行ってしまいました。
 
 もうひとつ、面白かったこと。なぜだったか忘れたけれど、何かが気に入らなくてのけぞって泣いて、抱っこしてもおさまらず、勢いが良すぎて私の腕から飛び出す勢い。お茶でも飲ませてみよう、と床に置いて、私は台所へ。すると、泣きながら歩いて私の方へ移動してきて、私の足下でまたひっくり返って泣き始めました。うっかり笑ってしまったよ。

 どうしているかな。機嫌良くしているかな。